医療法人 榎本内科

豊田市保見駅下車すぐ、みよし市からのアクセスも便利 内科,循環器内科,糖尿病,甲状腺内分泌内科

〒470-0345 愛知県豊田市東保見町大門63
TEL 0565-48-5306

 
ドクターズ・ファイル
c caloo
▲モバイルサイト
ネット受付
HOME»  禁煙外来

禁煙外来

禁煙外来

 

禁煙は一人ではなかなか達成ができません。禁煙が難しいのは意志が弱いからではなくニコチン依存症(いわゆる中毒)になっているからです。
当院では禁煙補助薬とカウンセリングによる治療をおこないます。
禁煙しようという意志のある方は是非ご相談ください。


以下の4つの条件を満たせば健康保険等を使って禁煙治療を受けることができます。
  • ニコチン依存症の判断テストが5点以上(後述します)
  • 35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数をかけた数が200以上(例えば喫煙歴10年で1日20本吸う方は10×20=200で条件を満たします)
  • ただちに禁煙を始めたいと思っている
  • 禁煙治療を受けることを文書で同意している
ニコチン依存症の判断テスト
  • 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くのタバコを吸ってしまうことがあったか
  • 禁煙や本数を減らそうとして、できなかったことがあったか
  • 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてたまらなくなったか
  • 禁煙や本数を減らそうとしたときに、イライラ、神経質になる、集中力が低下、ゆううつな気分になる、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅くなる、手が震える、食欲がふえる、体重が増えるなどの症状があったか
  • 4でうかがったような症状があった時に、その症状を消そうとまたタバコを吸い始めることがあったか
  • 病気にかかったときにタバコはよくないとわかっているのに吸うことがあったか
  • タバコのために自分の健康問題が起きていることがわかっていても吸うことがあったか
  • タバコを吸うことで神経質になる、不安感が強まるなどがでることがわかっていても吸うことがあったか。
  • 自分はタバコに依存していると感じていることがあったか
  • タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることがあったか
10問中5問以上該当する場合ニコチン依存症と診断されます。

 

タバコの有害性について

 

タバコの煙には4000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち200種類以上の有害物質が含まれ、発がん性物質は50種類以上といわれています。
タバコを吸うことで余命が10年短くなるという報告もあるのです。


 

受動喫煙について

 

タバコで問題になるのは喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも、タバコの先からでる煙、いわゆる副流煙です。
受動喫煙とは他人が吸うタバコの副流煙を吸わされてしまうことです。
タバコの有害物質は、主流煙を1とした場合ニコチンは2.8、タールは3.4、一酸化炭素は4.7にもなります。
夫の喫煙でタバコを吸わない妻が肺がんになるリスクは約2倍にもなるとの報告もあります。


 

加熱式タバコについて

 

加熱式タバコにもニコチンが含まれており、また様々な有害物質が含まれています。
また煙が見えないため受動喫煙の危険性が少ないと考えられる方もいますが、実は目に見えない煙が大量にでており周りの健康被害の可能性もあるといわれています。
禁煙にむけて加熱式タバコが役立つという科学的根拠もありません。