禁煙は一人ではなかなか達成ができません。禁煙が難しいのは意志が弱いからではなくニコチン依存症(いわゆる中毒)になっているからです。 |
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タバコの煙には4000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち200種類以上の有害物質が含まれ、発がん性物質は50種類以上といわれています。
タバコを吸うことで余命が10年短くなるという報告もあるのです。
タバコで問題になるのは喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも、タバコの先からでる煙、いわゆる副流煙です。
受動喫煙とは他人が吸うタバコの副流煙を吸わされてしまうことです。
タバコの有害物質は、主流煙を1とした場合ニコチンは2.8、タールは3.4、一酸化炭素は4.7にもなります。
夫の喫煙でタバコを吸わない妻が肺がんになるリスクは約2倍にもなるとの報告もあります。
加熱式タバコにもニコチンが含まれており、また様々な有害物質が含まれています。
また煙が見えないため受動喫煙の危険性が少ないと考えられる方もいますが、実は目に見えない煙が大量にでており周りの健康被害の可能性もあるといわれています。
禁煙にむけて加熱式タバコが役立つという科学的根拠もありません。